第8回 茨城Ai研究会


 1月31日(日)に第8回茨城Ai研究会が開催されました。今回は初のWeb開催ということで、不手際等あったかと思いますが、お許しくださいませ。

 東北から九州まで62名もの参加がありました。遠方で現地での参加が難しい方も参加できるのがWeb開催の良いところかと存じます。

参加していただいた皆様、情報提供いただた方々、本当にありがとうございました。

 第1部では、筑波メディカルセンター病院の田代先生から「COVID-19 対策および Ai 実施状況に関する緊急アンケート調査」の結果報告をしていただきました。Ai撮影現場におけるCOVID-19対策の実情を共有することができたかと思います。

 第2部では、まず茨城県西部メディカルセンターの安達先生より、「運用マニュアル作成について」病院立ち上げ時のAi運用初動から他部署との連携について情報提供いただきました。これからAiの運用を始める施設は非常に参考になったのではないでしょうか。

 次に、小山記念病院の小沼先生よりAiCTの撮影技術についてお話いただきました。新しい撮影技術としてfused CTのご紹介もありました。比較的容易に実施可能な技術ですので検討してみてはいかがでしょうか。

 最後に、筑波メディカルセンター病院の齋藤先生よりAiMRIの撮影技術についてお話しいただきました。シーケンスの最適化から原理、近年の論文情報など非常に勉強になる内容でありました。

 今回は「Aiに対するアンケート企画」といたしまして、Web上での参加型アンケートを実施しながら進めさせていただきました。ご参加いただいた皆様ありがとうございました。今後の開催内容の参考にさせていただきます。

 次回の第9回茨城Ai研究会は、Web開催を中心に2021年8月中旬から9月の予定となっております。日程が決まり次第お知らせいたします。

 今後とも茨城Ai研究会をどうぞよろしくお願いいたします。

        世話人一同

茨城Ai研究会

本研究会は、死因究明に大きな役割を担う、Ai(オートプシーイメージング)に対する情報共有や、それらを扱う組織全体の意見交流の場、さらに茨城全体における異状死体に対する検査の統一化を図ることを目的にしています。

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