第9回 茨城Ai研究会開催


感謝のご挨拶

 7月19日(月) に第9回茨城Ai研究会が開催されました。今回もWeb開催ということで、不手際等あったかと思いますが、お許しくださいませ。


 今回はなんと206名もの参加がありました。遠方で現地での参加が難しい方も参加できるのがWeb開催の良いところかと存じます。参加していただいた皆様、情報提供やご講演いただいた先生方、本当にありがとうございました。


 第1部では、オートプシー・イメージング学会から亀田総合病院の伊藤先生とAi情報センターの山本先生に症例報告をしていただきました。胸腔ドレナージにおける稀な症例ですが、注意していないと起こり得ることだと感じました。


 第2部では、まず富士フィルムヘルスケア株式会社様からCT最新情報と死後CTへの取り組みについて情報提供いただき、日立製作所ひたちなか総合病院の岡田先生からAi実施状況と読影体制についてお話いただきました。Aiの遠隔での緊急読影体制についてこれから検討している施設は非常に参考になったのではないでしょうか。


 後半のAiに関するQ&Aでは、事前に記載頂いた質問事項を水戸済生会総合病院の高野先生から世話人を代表してご回答いただきました。Aiに関する日常の疑問を解消する良い機会になったかと思います。


 第3部の「特別講演」では、日本大学医学部社会医学系法医学分野 教授の奥田先生より、Ai従事者のための法医学の基礎知識についてご講演いただきました。なかなか触れることのできない法医学に関する知識を高めることができたと存じます。また、放射線技師の法医学への参入に期待しているとの嬉しいご意見をいただきました。


 今回は、事前に記載頂いた質問事項に回答する形で、Aiに関するQ&Aを実施させていただきました。ご参加いただいた皆様ありがとうございました。今後も新たな企画を考えていきたいと思います。


 次回の第10回茨城Ai研究会は、Web開催を中心に2022年1月下旬から2月初めの予定となっております。日程が決まり次第お知らせいたします。


今後とも茨城Ai研究会をどうぞよろしくお願いいたします。

            世話人一同

茨城Ai研究会

本研究会は、死因究明に大きな役割を担う、Ai(オートプシーイメージング)に対する情報共有や、それらを扱う組織全体の意見交流の場、さらに茨城全体における異状死体に対する検査の統一化を図ることを目的にしています。

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