第16回オートプシー・イメージング(Ai)学会学術総会

第16回オートプシー・イメージング(Ai)学会学術総会がつくば国際会議場にて盛会のうち終了しました。大会長 小林、実行委員長 早川先生のもと、茨城Ai研究会も大会の実行委員として関わらせていただきました。大会のテーマでもある「 We are Team Ai 」に恥じない茨城Ai研究会の結束力を発揮できたと思います。

学会の最後のセッションであったシンポジウムでは、「Aiと他職種の関わり〜茨城県の輪〜」と題し、茨城県の輪を題材としました。診療放射線技師の飯田訓司先生の実体験を指定症例報告とし、基調講演としてAi情報センターの山本正二先生に、Ai情報センターの立ち上げと各職種との関わりをご講演頂きました。その後茨城県内の多職種間の関わりを、茨城県医師会から石渡勇先生に、筑波剖検センターから早川秀幸先生に、救急現場から水戸済生会病院の稲葉健介先生に、最後に診療放射線技師の立場から当研究会世話人の櫻井常男先生にご発表頂きました。ご遺族もチームの一員と考えて死因究明に取り組むことが重要と認識され、日本のチームワークから構成された死因究明のシステムを世界に発信することは人類社会に貢献すると再確認されました。茨城県は日本のモデルとなる活動をしており、当研究会はその受け皿になろうとしています。 


茨城Ai研究会

本研究会は、死因究明に大きな役割を担う、Ai(オートプシーイメージング)に対する情報共有や、それらを扱う組織全体の意見交流の場、さらに茨城全体における異状死体に対する検査の統一化を図ることを目的にしています。

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