第6回 茨城Ai研究会

7月27日(土)に第6回茨城Ai研究会が開催されました。おかげさまで、茨城Ai研究会は6回目を迎えることができました。

遠方は山形、新潟から、また茨城県内、近隣等から診療放射線技師48名、臨床検査技師5名、救急医2名、放射線科医2名、法医学者2名、警察関係者6名の合計65名もの参加がありました。前回よりも多い参加人数となり嬉しい限りです。

参加していただいた皆様、特別講演の山崎先生と武井先生、症例報告いただいた小沼様と飯泉様、所見解説していただいた塩谷先生、本当にありがとうございました。


第1部では異状死2症例の検討を行いましたが、警察から発見時の状況解説、放射線科医の所見解説、法医学医から解剖解説があり、救急医も交えて活発なディスカッションが繰り広げられました。

第2部では「これ聞きたい!他職種の疑問」というテーマで主に警察に対する疑問を茨城県警の方にご回答いただきました。初めて知ることも多く、他職種との情報共有の重要性を再認識することができました。

第3部の特別講演では群馬大学の武井副技師長に法医学分野での撮影技術について、裁判で使用した再構成画像等も含めてご講演いただきました。最後に、山形大学法医学講座の山崎教授に「解剖の種類と重要性」についてご講演いただきました。解剖の分類から法医学分野における解剖について、Aiの有用性も含めてお話しいただきました。


その後の情報交換会も多数のご参加ありがとうございました。

次回の第7回茨城Ai研究会は、2020年1月末日の開催予定となっております。

今後とも茨城Ai研究会をどうぞよろしくお願い致します。

        世話人一同


茨城Ai研究会

本研究会は、死因究明に大きな役割を担う、Ai(オートプシーイメージング)に対する情報共有や、それらを扱う組織全体の意見交流の場、さらに茨城全体における異状死体に対する検査の統一化を図ることを目的にしています。

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